アクセス分析改変で検索流入（キーワード分析）などの機能がなくなりました。

【2021年11月11日追記】
2021年10月27日に、アクセス分析機能の大規模なリニューアルが行われました。
今までは「統計情報」の中に「参照元別」や「検索流入」などの欄がありましたが、10月27日からは「販売管理」という機能になりました。
そしてこのリニューアル時の設計ミスにより、以下の問題が発生しています。
1．キーワード別分析がなくなった
2．流入・離脱分析（アクセス元）で過去データが見れない
3．商品別データで過去データが見れない

1．キーワード別分析がなくなった

キーワード別分析ですが、今まで「統計情報」→「検索流入」という欄で、
キーワードごとのアクセス数・売上が確認できました。
この機能自体がなくなっていて、どのキーワードでアクセスが多いか確認できなくなっています。
また同時に注文データの「参照元」の欄も廃止されました。
このため、お客様が実際に購入したキーワードを確認することが出来ない状況です。
なおYahoo!ショッピングのリリース情報でも、以下のようになっています。
［10/26廃止］【統計情報】「統計」メニュー廃止
参照元（リファラー）表示の削除 ：「注文管理」-「注文詳細」- 購入時情報の参照元（リファラー）の表示を削除します。

2．流入・離脱分析（アクセス元）で過去データが見れない

今までは「統計情報」→「参照元」という欄でどこからアクセスがあったか表示でき、
さらに過去24ヶ月分データのダウンロードが可能になりました。
新しい「販売管理」では「流入・離脱分析」という機能でどこからアクセスがあったかは表示されますが、
確認できるのは昨日・最近の1週間・今月の3種類のみで過去は選べなくなっています。
そのため先月のデータと比較して対策する、というのが難しくなっています。

なお一部「Yahoo!ショッピング検索からの流入」などについては、比較が可能です。
添付した画像のように「検索」にチェックして「CSVファイルをダウンロード」を押すと、
Yahoo!ショッピング及びPayPayモール検索からのアクセスが過去24ヶ月表示されます。
（データ収集の仕組みが変わったので表示されるのは今年の2月からです。）

3．商品別データで過去データが見れない

商品別データでも、過去の週次・月次データが確認できなくなっています。
なお表示されている内容をデータで保存できない問題がありましたが、こちらは11月17日にCSVデータでのダウンロード機能が提供される予定です。

機能のリニューアル予定について

キーワード別分析がなくなった問題については、Yahoo!ショッピングにも多数要望・クレームが寄せられている状況とのことです。ただしキーワード別分析の復活は早くても来年になる見込みだそうです。
流入・離脱分析（アクセス元）で過去データが確認できない問題については、早ければ年内には対応する予定とのことです。

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