商品画像登録ガイドラインは、当初はこの記事に記載しているように白抜き対応などが必須でしたが、暫定的に文字の割合20%以内のみがルールになりました。
詳細はこちら商品画像ガイドラインの最新状況について
【2022年8月1日発表】Yahoo!ショッピングでは商品画像の白抜き対応が必須になると発表されました。
Amazonではかなり前から白抜き対応が行われており、楽天でも2019年9月から白抜き対応が必須でしたが、Yahoo!ショッピングでも必須になります。
2023年4月から、白抜き対応をしないと検索順位ダウンなどのペナルティが予定されています。
Yahoo!ショッピングの商品画像ガイドラインは楽天に似ていますが、楽天と異なる部分もあります。
具体的な内容は以下のようになっています。
商品画像ガイドラインで楽天と同じ部分
・テキスト要素の占有率が20%以下。
楽天の場合は画像をマス目で区切って、そのマス目の占有率で判断されていますが、Yahoo!ショッピングではどのように判断するか不明です。
NG例を見る限り、文字自体の専有面積を見ていると思われます。
・背景が白である、または商品と一緒に撮影された背景であること
・全体を囲う枠線や帯などは禁止
・カラーバリエーションなどの色見本を入れるのはOK。
商品画像ガイドラインで楽天と異なる部分
・店舗名、価格や送料無料、ポイント10倍などの商品と関係のない要素は記載禁止
その他、他社ランキング情報も禁止なので、「楽天スイーツランキング1位」などの情報もNGになります。
なお店舗名については、商標登録済みでYahoo!ショッピングの審査を受けた場合、記載が可能です。
・ファッション・アクセサリーなどのジャンルはロゴ以外のテキスト禁止
詳細な内容については、Yahoo!ショッピングから届いているメールもしくはストアクリエイターに表示されている商品画像ガイドラインをご覧ください。
ペナルティの内容
2023年4月から、商品画像が白抜きになっていないと検索順位が下がったり、商品自体を非表示にするペナルティが予定されています。
どのぐらい検索順位が下がるのかについては、現段階では分かっていません。
店舗が対応すべき内容
商品画像ガイドラインに沿った画像がある場合
すでに楽天やAmazonで、Yahoo!ショッピングの商品画像ガイドラインに沿った画像がある場合は、移行の準備をしましょう。
今すぐ商品画像を変える必要はないですが、準備だけは先にしておいたほうが安心です。
商品画像ガイドラインに部分的に沿った画像がある場合
特に楽天店舗の場合、文字は20%以内で枠もないなど基本的な部分は守れているけど、商品画像に店舗名などが入っている場合があります。Yahoo!ショッピングの商品画像ガイドラインでは、こうした商品と関係の内容その文字入れも禁止になっています。
多くの楽天店舗が「送料無料」など文字入れをしている状態で、このままだと対応できない可能性があります。
慌てて商品画像の修正をする前に、まずは他店舗と情報交換するなどして、状況を確認しましょう。
弊社でも、状況については適宜アップデートしていきます。
白抜きした画像が一切ない場合
現在Yahoo!ショッピングのみに出店していて、白抜きした画像が一切ない場合の対応です。
今後、楽天やAmazonに出店する際にも必要になりますし、Googleショッピング広告など様々な広告を使うときにも必要になってきます。ECのトレンドとして白抜き画像は必要になりますので、まずは白抜き画像を作ったあと、Yahoo!ショッピングの商品画像ガイドラインに沿った画像を作っていきましょう。