2020年の母の日商戦も終わりましたので、Yahoo!ショッピングの母の日商戦がどうだったか、検索状況から振り返ってみたいと思います。

2019年キーワードボリューム

まず、こちらのグラフは2019年の「母の日」というキーワードのボリュームです。
※キーワードボリュームとは、ヤフーショッピングが発表しているキーワードのボリュームです。
検索回数とは異なりますが、どのぐらい検索されているかの量がキーワードボリュームになります。
こちらのグラフを見てもわかるように、2019年は「母の日」というキーワードのボリュームは4月15日に10000を超えたあと、順調に伸びているのが分かります。

2020年キーワードボリューム

続いて、今年2020年の「母の日」のキーワードボリュームです。

2020年は「母の日」のキーワードボリュームが10000を超えるのは4月23日、20000を超えるのは5月1日になってからとかなり遅くなっています。

2019年と2020年「母の日」の比較

2019年と2020年のYahoo!ショッピング「母の日」のキーワードボリュームを重ね合わせてみました。
2019年の母の日は5月12日、2020年は5月10日でしたので、2019年のグラフは2日ずらして表示しています。
母の日Yahoo!ショッピングキーワードボリューム
こちらのグラフでも明らかなように、2020年のYahoo!ショッピングの「母の日」商戦の立ち上がりは非常に遅く、立ち上がりが去年よりも10日遅れています。
弊社クライアント様でも楽天の母の日は去年より早く売れだしたが、Yahoo!ショッピングの母の日が売れだしたのは4月最終週になってから、という状況でした。
さらに、検索ボリュームが20000を超えている日が2019年は18日だったのに、2020年は11日と大きく減ってしまっています。

楽天市場の「母の日」商戦は昨年比2倍という店舗様が多かったですが、Yahoo!ショッピングは昨年を少し超えたぐらい、というケースをいくつか聞きましたが、データからもYahoo!ショッピングの2020年の伸びが良くなかったことが見えてきます。

今年のYahoo!ショッピングは外部露出が少なく、楽天がテレビCMなどを出していたのに比べて出遅れてしまったのが原因と思われます。

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