3月1日から3月28日(日)まで、Yahoo!ショッピングは超PayPay祭として大規模なセールを実施していました。
最終日の3月28日(日)は超PayPay祭グランドフィナーレとして、PayPayボーナスが最大33%つくなどお得な状況になっていました。
3月28日の超PayPay祭グランドフィナーレの売上高
ヤフーの発表では速報値ですが、前回の超PayPay祭の最終日、11月15日(日)の1.8倍の売上があったそうです。
今回、超PayPay祭の最終日が大きく伸びたのは、弊社の分析では以下の4点です。
1.サーバが落ちなかった
前回の超PayPay祭グランドフィナーレ11月15日では、サーバートラブルが発生して「注文がちゃんとできない」「ダブって注文になってしまう」といった不具合が発生していました。
このため、注文を途中でやめてしまった人も多かったのではないでしょうか。
今回の超PayPay祭ではヤフーがサーバ増強や負荷分散を行ったようで、前回のような注文がうまく出来ない、ページがちゃんと表示されない、といった不具合はほとんど起こっていませんでした。
2.母の日商戦や新生活需要と重なった
母の日商戦の本格的なスタートは4月半ばからですが、前倒しで母の日プレゼントを買ったお客様も多かったようです。
弊社クライアントでも、母の日商材を扱っているお店は非常に大きな伸びを見せていました。
また新生活需要はすでに終わりつつありますが、インテリア小物など買い忘れていた必要品を買ったお客様も多かったようで、そうしたショップも伸びていました。
3.中堅ショップが大きく伸びた
前回11月15日の超PayPay祭では、上位店舗が売上を大きく伸ばしたものの、中位~下位のショップはそんなに伸びなかった状況でした。
その一つの要因として、上位店舗は前もって倍倍ストアに参加していましたが、11月15日の倍倍ストアの枠がすぐにいっぱいになったこともあり、中位~下位のショップは参加していないショップが多かったようです。
今回は倍倍ストアの枠をかなり増やしていたようで、多くのショップが3月28日の枠に申し込むことが出来ました。
また、超PayPay祭りが売れるということが分かったので、力を入れて準備されたショップも多かったと思います。
これらの効果により、今回の超PayPay祭では中位~下位ショップの売上が大きく伸びたケースを多数見ました。
4.テレビCMの強化
LINEとの統合記念、という内容でテレビCMを今までよりも大規模に流していました。
これにより、PayPayモール・Yahoo!ショッピングのアクセスが大きく伸びたようです。